馬券にハズれたら前回の倍の金額を賭けるマーチンゲールの法則、3倍以上のオッズを目安に馬券を賭け続け、効率良くベットするココモ法。
主にカジノで使われるこれらが競馬に通用するかを実際にガチ検証。
Contents
2つの法則について
競馬には昔から「コロガシ」という手法がありますが、これはいってしまえばマーチンゲール方式やココモ方式と良く似ています。
今回は、主にカジノで使われる2つの法則を使い競馬でも通用するのか検証してみました。
マーチンゲールの法則
仮に2倍を目安に狙うのであれば、最初の投資には1単位を賭ける。ハズれれば2回目の投資は2倍、更にハズれれば4倍と、ハズれる度に賭け金額を倍々に増やしていく方法。1度でも当たればその時点でプラス収支が確定します。
マーチンゲール法だと100円から開始した場合、10回目で51200円。ハズれ続けていたとしても、1度でもオッズ2倍以上馬券が当たればプラス収支が確定する法則です。
ココモ方式
仮に3倍を目安に狙うのであれば、最初の投資には、1単位を賭ける。2回目の投資も1単位、3回目は1+1=2単位、4回目は1+2=3単位、5回目は2+3=5単位と増やしていく方法。つまり、外れる毎にその2回前と、1回前の掛け金の合計を賭けていく事です。1回でも当たりが出ればプラス収支が確定します。
ココモ法だと100円から開始した場合、10回目で約5500円。つまり、10レース以内に3倍以上のオッズを的中させる事ができればプラス収支になるのです。1度でもオッズ3倍以上の当たり馬券を引いた時点でプラス収支域になります。
賭け金が大きなマーチンゲール方法と比べて着実に狙うならココモ方式。勝ち額2倍が限度のマーチンゲール法と比べて、ココモ法は、勝ち額が少ないものの、その分賭け金も低いので負ける事はありません。
実際に馬券購入で検証
100円から開始。的中時の次回は100円再スタート。馬券種は単勝オッズ2倍を対象として実施と検証。
マーチンゲールの法則
【1回目】××◯
【2回目】◯
【3回目】××◯
計7レース
投資 1500円
払戻 1800円
収支 +300円
馬券種別の成功割合
馬券種 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | ワイド | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
成功率 | 41% | 58% | 41% | 44% | 28% | 29% | 18% | 出現なし |
最長回 | 9回 | 6回 | 5回 | 5回 | 13回 | 12回 | 21回 | 0回 |
ココモ法
【1回目】×××××◯
【2回目】×××◯
【3回目】××
計11レース
投資 4900円
払戻 3200円
収支 -1700円
馬券種別の成功割合
馬券種 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | ワイド | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
成功率 | 31% | 42% | 35% | 40% | 29% | 35% | 13% | 出現なし |
最長回 | 14回 | 8回 | 7回 | 11回 | 17回 | 19回 | 27回 | 0回 |
上記のように2つの法則は、オッズ2倍、オッズ3倍の違いはありましたが、マーチンゲール法がココモ方式を上回る結果となりました。
ここでポイントは1つ。
それぞれオッズ2倍、3倍と狙いますが、馬券種によっては対象頭数が複数となる場合があること。コレが結果的にこの2つの法則の在り方を難しくしていっています。
期待値の算出
散布データは全200回の記録しかありませんが、それぞれの法則で狙える期待値と的中回期待値は以下。
マーチンゲールの法則
期待値 200円
的中回期待値 5.6回
ココモ法
期待値 180円
的中回期待値 7.5回
結論
もともとベットして狙うオッズが低いため、高確率で的中する事が分かりますがコレらを成功する為には条件もありそうです。
検証結果として、この2つの法則実施に必要な条件は以下3つ。
①100円勝ちの時点で競馬を止められる
②連続不的中でも気にせず忍耐力がある
③最低10回までのベット資金力がある
ポイントとなる同様の馬券種を対象とせず、基本的に馬券的中の組み合わせ1通のみとなる単勝、枠連、馬連、馬単、3連複、3連単から狙うのが良さそうです。
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